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先進的な英語教育やIT教育に関して活動しています。

Our Vision

Education.stは、学びを通して情報交換、交流を行うプラットフォームです。教育関係者だけではなく様々な分野や知識の交換やコミュニティーの発展で、新たな発見や学びを行う事が目的としています。

学生であれば学校の勉強もそれ以外の学びも、そして社会人であれば仕事に活かしビジネスチャンスを掴める場になればと願っています。

重要とされる3つの思考力

ユーザーも気づかないような本質的なニーズを見つけてイノベーションする思考力のことをデザイン思考と言います。
iPodの開発の手法としてよく紹介され、全ての音楽を持ち歩きたいという潜在的なニーズを斬新的な手法で提供しました。
Design Thinking
デザイン思考
要素が相互に関連して依存し合うメカニズムを全体的に把握して構造を理解するという思考力をシステム思考と言います。
よく氷山の一角として表現されていますが、目に見える現象は根本的な問題のごく一部です。これを深く理解していく思考法です。
System Thinking
システム思考
人がテクノロジーと効果的に連携するために必要とされる思考方法をコンピューター的思考と言います。
ITやAIをクリエイティブに使いこなすために、データーを理解したり曖昧さに対する耐性、決まった答えのない問題に対処する能力を高める必要があります。
Computational Thinking
コンピューター思考

Our View

3年ごとに行われるPISAは、OECD(経済協力開発機構)が行っている学習到達度調査です。調査は15歳を対象に行われます。これは日本では高校1年生に当たります。近年は日本の学力低下が指摘されるときも、このPISAの結果の報道の時です。

 

PISAは教育が経済発展に影響するのではないかというコンセプトの元に行われています。近年はITリテラシーが将来の経済力にも影響が与えるのではないかという考えのもと、コンピューターを導入した調査が行われています。

 

結果は500ページほどの冊子が数冊にわたる規模で公開されており、詳細な分析を見ることが出来ます。一部は日本語にも翻訳されています。このような結果には必ず話されるのは、外国のテストなので日本語の翻訳の問題があったのではないか?子どもたちにパソコン機器などが不慣れだったのが原因だったのではないかなどと言い訳じみた論調も聞かれています。

 

日本は学力調査として受け入れられていますが、アメリカでは経済格差に関する調査である事をよく理解しています。アメリカは日本よりも低いスコアですから、PISAに否定的な論調が見受けられます。例えば、「PISAスコアは社会経済的に裏付けがなく、一部の能力の評価に過ぎない。経済成長に何の関係性も見いだせない。」(The Washington Post)

 

確かに高スコアで経済成長をしている国もあれば、日本のようにスコアは高くても経済成長が低い国もあります。こう考えるとこのテストの結果は経済成長という本来の目的から考えて、それほど気にするものではないかと思われます。

 

しかし、日本の論調には疑問を呈さざる得ないと考えています。特に読解力が急落したことが大きく取り上げられて様々な教育業界でも話題になりました。

 

今回は特にIT機器を通じて情報収集や情報の信憑性を評価する力が劣っていた事が原因とされています。このような話になると、「やっぱり文章はパソコンで見る要理は紙で見る方が良い!」と自信満々で語ってしまう教育関係者が多くいることには驚きます。

 

情報がネットでしか提供されない、資料がデジタルテキストでしか提供されなくなってきた世の中で、紙にしないと読みにくいとかいっていたら取り残されてしまいます。今回のPISAの読解力が示すのは、パソコンなどIT機器を通じた能力が増していく中で管理職側の意識がとても低いと感じました。

 

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